Agileで現場がいきいきする? -- IPA人材白書がAgileに言及
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アジャイルをやる意味ってなんでしょうね?
この質問の答えは、人それぞれでしょう。ビジネス価値の向上?品質の向上?などなど。。。でも、僕自身は、エンジニア出身であり、エンジニアが持っているパワーが、ダイレクトドライブで市場やユーザーとつながったときに、一番力が出る手法だと思っています。また、「いいものを作りたいと考えているエンジニアが、いきいきと仕事ができる現場環境を作る」ということが僕自身のモチベーションになっていることは、ここで告白してしまいたいと思います。
さて、前川徹先生からの情報を頂いたのですが、IPAの「IT人材白書2013」 の製本版のPDFが公開されました。以下のサイトからダウンロードできます。
(上記は概要より)
http://www.ipa.go.jp/jinzai/
この中で、アジャイルと現場のモチベーションに関して、以下のような報告がありました。
(以下、前川先生より)
今年のIT人材白書では、開発プロセス別の集計がいくつかありますが、この中でも第3部の「3.2.3 仕事やキャリアに対する意識」(白書のページで286ページ~291ページ)にある「使用開発プロセス別の仕事に対する感じ方・考え方」(288ページの図3-85)を是非ご覧ください。
- Q. 今の仕事に一生懸命取り組んでいる
- アジャイル型: 「そう思う」は28.4%
- ウォータフォール型:「そう思う」は12.5%
- Q. 仕事が好きである
- アジャイル型: 「そう思う」は23.4%
- ウォータフォール型:「そう思う」は9.9%
- Q. この仕事をしていることを誇りに思う
- アジャイル型: 「そう思う」は19.9%
- ウォータフォール型:「そう思う」は7.3%
という結果になっています。なかなか面白い結果です。
(ここまで、前川先生より)
どうでしょうか。ぼくは、このことが、アジャイルの持つ意味を大きく特徴づけていると考えているのです。
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