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アジャイルに行こう!

astah の最初の構想書発見。

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今日はチェンジビジョンの6周年ですが、astahは実はもっと古く、1997の年末に最初の構想がかかれたようです。

Astahは昔の名前をJUDEといい、この名前が非常に長く使われていたのですが、ドイツの方からのフィードバックを真摯に受け止めて、改名しました。JUDEは、Java and UML Developers Environment の略でした。

そして、その前の名前をJOMTと言います。今でも、内部のパッケージ名には、jomtが使われています。

Jomtpage1最初の名前JOMTは、JavaとOMTをつなぐツール、という意味です。今日、このツールの最初の「構想書」なるものを発掘しました!3ページにわたって、最初の「動機」や「仕様のポイント」がかかれたものです。今読んで思うのは、

  • Javaにハンパなくコミットしている。仕様書の最後に、JDK1.2 finalにあわせてリリースしたい、などと書いてる。(そして、「Javaが言語として速度上、デスクトップアプリで使い物になるかどうか、は疑わない」と書かれている!)
  • UMLよりも、OMTが使える、と考えていた。⇒これは後にUMLに変更。
  • ビジネスのことはほとんど書いていない!
  • 逆に、「製品の強み」にしたいところと、「内部構造のポイント」(言語、リポジトリ、アーキテクチャ、UI)は早くから決まっていた。
  • 動機は、Roseを使ったときに感じたこと。

などなど。

あと、当時、リポジトリとして想定していたのは、Javaのソースコードそのものをリポジトリにする、というアイディアで、@parameter などのjavadocコメントの形でUMLのデータそのものを埋めてしまおうと思っていたんですね。。。。

これを発掘して、また今後も、新しいastahへの思いを持ちました。Web、クラウド、HTML5でどのような開発ツールが作れるか。。。次の10年を創りたい!

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