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アジャイルに行こう!

JUDE授賞式に行って来ました。

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Spoty JUDEのSPOTY(ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2006)受賞式に行って来ました。今年は8製品が受賞ということで、会場もにぎわっていました。

グランプリは、「ソフトイーサー株式会社」のPACKETIXでした。これはすごい製品で、会社名が示すとおり、レイヤー2での通信暗号化ソフトウェアです。会長の登さんとお話しましたが、現在もまだ筑波大学生のお若い方です。登さんの受賞スピーチは、とても感動的なもので、私も大きくうなづきました。

米国には、OSや通信などの基盤ソフトウェアでビジネスが成立している。マイクロソフト、シスコ、オラクルなどなど。日本ではこの部分をほとんどが輸入に頼っているが、日本から、もっとこういった低いレイヤーのソフトウェアを海外に出していかないといけない。

そうなんです、その通りなんです。決して日本のソフトウェア技術がこの部分で劣っているわけではない。ただ、これを育てる産業構造がない。

登さんは、IPAの未踏ソフトウェアから、このソフトウェアを育てたそうです。授賞式の後のデモンストレーションは、このPACKETIXとJUDEの2つでした。実は、ぼくもJUDEで未踏に応募したことがあり、しっかり落選しています、っというネタは、授賞式のデモンストレーションの頭のつかみで使わせてもらいました(^_^)。

懇親会では、いろんな方と話をさせて頂きました。ひがさんも、オープンソースの受賞でこられていました。SECの鶴保さんとも、久しぶりにお話させていただき、「あ、そうそう、平鍋さんの『ソフトウェア開発はムービングターゲット』と言う言葉を、本の中で勝手に使わせてもらったよ」と言われました。ええ、どうぞどうぞ。新しい本!?これかな?「ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業」中身はまだ見ていません。

Movingtarget ムービングターゲットの話は、こんな感じです。

↓受賞についての、私からのご挨拶はこちらです。http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2006/10/jude_2006_v_71f5.html

今後ともJUDEをよろしくお願いいたします。

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