S2Click 1.0.1をリリース

Seasarプロジェクトで何かリリースがあったら、書いていこうかと思う。今回は、S2Clickのバージョン1.0.1のリリース。S2Clickとは、Seasar2とClick Frameworkを組み合わせて利用するためのアダプタ的ライブラリ。1.0.0でのバグ修正がメインらしいが、以下２点の機能追加もある。

• FormatオブジェクトのメソッドをJSPで呼び出すためのEL関数を追加
• サービスのテストケースで利用可能な@GenerateExcelアノテーションを追加

情報を追っかけきれなくなった僕なので、ググって書くが、Click Frameworkは、MVCアーキテクチャを採用しないWebフレームワークのようだ。学習しやすい、コンポーネントとページに基づいた設計、イベントベースのプログラミングモデルで、フォームの自動レンダリング機能(後に説明します)とバリデーション機能、テンプレート機能、Velocity と JSP をつかったページのレンダリング機能、高パフォーマンスを売りとしている様子。Strutsをはじめ、Tapestry や、Wicketなど、多くの選択肢があるWebフレームワークとのこと。あからさまに、どこかからのコピペだ。すまない。

プロダクトの善し悪しが選択の大きな理由になると思うが、それを支える開発者コミュニティのフォローアップや、継続的な開発、メンテナンスなどの「がんばり」も、こういうオープンソースフレームワークの選択理由になってくると思う。

また、S2Clickは、Seasar Conference 2009 Springでも、事例発表がある予定。