違法ダウンロード、フランスは世界第3位

“Hadopi”可決（と抗議デモ）が話題のフランスだが、タイミングよく違法ダウンロード行為に関するレポートがBayTSPから出ている。このレポートによると、2008年、フランスは違法ダウンロード行為が1790万回確認され、世界第3位となった。

BayTSPのレポートを詳細に報じているArsのこの記事によると、トップはスペイン（2470万件）、2位はイタリア（1920万件）、3位フランス、とラテン3カ国がトップを独占した。スペインは昨年2位から、イタリアは4位からの上昇で、フランスの3位は昨年と変わらず。昨年トップだった米国は4位に下がっている。

ファイル共有アプリでは、BitTorrentとeDonkeyが最も多く利用されている。

大学ネットワークでは、米国ではMIT、ワシントン大学、ボストン大学が多く、ボツワナ大学、スウェーデンのウプサラ大学、ギリシャのアリストテレス大学などが多かったという。

Hadopiは、フランスの違法ダウンロード取り締まり法。詳しくは、ここやここを参照。