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3GSM会場より

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バルセロナからです。

前のエントリーを読んでいただけると分かると思うのですが、びくびくしながらではありますが、なんとか無事に3日が経過しました。暖かく日が長いのでついつい気が緩んでしまいます。

13022006_018_sここなど、夜21:30過ぎに街の中のクラブで発表会を開始する会社もあるので、会場とホテルに閉じこもっていたくてもそうはいかないのが現状。しかも、スペイン時間なのか、時間通りに始まらない発表会の多いこと。初日のここもそうでしたし、会場から遠く離れたところでイベントを開いたMなどは、30分以上遅れてスタート。ここも会場が変更になっており、市内を横断しました。勝手知ったカンヌとは異なるとはいっても、理由はそれだけではない気がします。

たとえば、初日のプレスルーム。私がいたときは無線LANも有線も落ちていて、電源まで落ちたり入ったり。最初ネットワークに文句を言っていたプレスの人たちも、電源が落ちたり入ったりするたびに、皆のコンピュータから、一斉にWindowsの音(ピコッというあの音)が聞こえてくるレベルに達すると、笑っていました。プレス発表会でプレゼンの途中にネットワークが落ち、さらにはWindowsが再起動しはじめたときは、スピーカーも苦笑。一応、通信のイベントなのですが・・・。

トラブルは会場だけではありません。無線LANがあるという理由だけで決めたホテルに無線LANはなく、タクシーも運転手にかなりの差であたりはずれがあるような気がするし・・・。それでもなんとか無事に進んでいるので、まあいいのかな、という感じです。おそらく、ここではものが動くその動き方が微妙に異なるのでしょう。スペイン人が夜の食事やパーティなどの約束をするときは、2時間遅れは許容範囲と聞いたことがありますが、ここにいるとなんとなく分かります。

12022006_062_s文句を書いてしまいましたが、結構楽しくすごしています。公共機関であうスペインの人も、皆さん笑顔で親切だし。初日の夜は、お祭りにも出くわしたし。ただ、昨夜トラムで、座った座席の足元に、スリがすった後、中身だけとって落としていったと思われる空の財布を見たときには、凍えてしまいました。私が座っている席にスリが座っていたと思うと・・・。

さて、3GSMですが、今年のテーマはHSDPA、VoIPとFMC、新興市場、というのが私の感触。通信業界の激動は当面、続きそうです。

*2つ目の写真は、12日の夜に出くわしたイベント。バルセロナの守護神と関係あるイベントのようですが、不明。ごらんのように、火花が散り、爆音が鳴り響くというかなり荒っぽい行事のようです。

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