学生フォーミュラまであと少し
車とかメカとかよく分からないので話題にするのも恐縮なのだが、今年の学生フォーミュラ大会がいよいよ来月に迫ってきた。昨日、8月21日は試走会だったそうだ。
大会は大学生らが手作りで車両を制作し、走行性能だけではなく設計なども含めて競う。完全にゼロから作るというわけではないにしても、かなりの部分が手作りらしい。学生たちは新品のバイクをぽーんと渡されて、そこから分解してエンジンを取り出し、自分たちが設計した車体に搭載し、配線などもやるらしい。
これだけ手作りなので学生たちは当然ながら激しく試行錯誤し、うまく動かないなんて事態に直面することもしばしば。参加したばかりのチームにとって、大会当日の「車検」も関門になるのだとか。ここを通過できないと本番走行ができなくなる。例えば急ブレーキしたらちゃんとタイヤがロックしなくてはならないとか、いろいろとクリアしなくてはならないことも。車を作るのって大変なのね。
ただ、これだけ手作りできれば車のことをよく知ることができるだろうし、メカ好きにはいい経験になりそう。
この大会を直接目にしたことはないのだが、家族が技術サポートをしているため、多少話を耳にしている。昨日の試走会では、最近車体の制作で指を負傷し「ようやく糸が取れました」と苦笑いしていた学生もいたとか。なんとも痛々しいが、心は自分の指より本番に向いているようだ。ぜひとも頑張ってもらいたい。どのチームも。
この大会については毎回＠IT Monoistがしっかりレポートしている。今年のレポートも楽しみ。ちなみに見学もできるそうだ。興味あるかたはぜひ。以下は前回となる2008年の大会レポートを並べておく。
＠IT MONOist ＞ 第6回 学生フォーミュラ 関係記事
レポート（2） 速いだけじゃダメ！ 商品性も安定性も譲れない
※追記：今年の特集ページ→ 学生フォーミュラ 2009