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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

かぐやの里帰りを見届けられるか

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 今週には月周回衛星「かぐや」が役目を終えて月面に落下するそうだ。

ミッドタウンから見えた月 かぐやの月面落下は地球の人間には無縁な話かと思ったが、日本時間の夜、地球に向いている部分に落下するらしい。立派な望遠鏡を持つ人なら観測できるのだろうか。

 JAXAのかぐやプロジェクトのページによると、落下の予定日時は日本時間で6月11日の3:30ごろ。月の右下あたり。その日の月は満月から3日目なので、右下は欠けた部分にあたる。輝いていない、暗い部分ではあるが、逆に衝突閃光が観測できる可能性があるそうだ。眠い目をこすってライブで見ても肉眼ではきっと見えないだろうが、朝のニュースでちらっと観測できたものが放送されるといいなと思う。ただし11日の天気は今のところ雨の予想となっている。深夜のうちなら大丈夫か微妙なところだ。

 現実的には衛星がすごい勢いで地表にたたきつけられることになるのだが(もしこれがかぐや姫の輿だとしたらすさまじい里帰りだよね)、幸運にもキラッと光ったものが見えたら「かぐやは月に帰ったんだね」なんて想像してみたい。

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