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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

月夜の明暗

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 一昨日だったか、きれいな満月の夜だった。満月だったからいつもより明るかった。月はちょうど真上にあり、ベランダに差し込む光と影できれいな境界線ができていた。植木鉢に当たる光と葉の影はさらにくっきりしていた。あまりにきれいでデジカメを持ち出してみた。

 だがデジカメの液晶画面は真っ暗。ああそうか、そうだよね、明るさが足りないんだ。だからといってフラッシュをたいてしまったら台無しだし。とりあえず後で明るさを補正しようと思って数枚撮ってみた。無理矢理明るさを補正したのが下の写真。もうなんだか心霊写真か怪奇現象かってくらい(苦笑)。

 画面下の中央付近から斜め左上に向かって走る光の境界線があり、その近くに葉の影がある。前者がややぼんやりしていて、後者がややくっきりしている・・・のが分かるだろうか。これがとてもきれいだったのだ。そして南の空にはオリオン座がまっすぐに立っていた。冷気とともに冬の到来を感じた夜だった。

月明かりと植木鉢

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