矢沢えみきちは悩み中[PS3のCM]
最近印象的だったPS3のCM。パパがちょっとかわいそうだけど、勉強になった。
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CMはハイビジョンテレビを購入しようとするパパが、家族からいろいろと誤解を指摘され硬直してしまうという筋書き。「じゃあ一緒にアレ買うしかないね♪」と家族が言うように、ハイビジョンテレビを購入するならPS3も一緒にどうぞという提案のCMだ。
この第2話を初めてテレビで流れた時、夫は笑い、筆者は困惑した。
「あれ?じゃあ、私のお気に入りのCSIのDVDもハイビジョン(の画質)じゃないってことだよね。でも、どこかのシーズンからハイビジョン制作になって横長になったじゃない。あれれ?」
縦横比でハイビジョンかどうか、決めてはいけないのである。ハイビジョン(カメラ)で制作され、ハイビジョンで放送された番組でも、そのDVDの映像がたとえ横長であろうとも、息子のセリフがすべてを物語っている。
「DVDはDVDの画質にしかならないってこと」
これまでも聞きかじっていたが、いまいち腑に落ちない。きっとこれは不勉強のせいである。
CMでは母がすかさず「アップコン」というソリューションを提案し、子どもたちは納得し、パパは硬直している。筆者も硬直した。アップコン、もう分からない(ごめんなさい)。そこで夫はアップコンを解説し、実はわが家にはPS3のほかに2台もアップコンができる機材があることを明かした。
その経緯を友人は「矢沢えみきち」と称した。不覚にも大笑い。ソニーのブルーレイディスクレコーダーのCMで矢沢永吉さんが「このDVDの矢沢、ハイビジョンじゃないの?」と言うCMがあるが、今の筆者はまさにそんな感じ。
「このDVDのCSI、ハイビジョンじゃないの?でもアップコンして、だいたいハイビジョンってこと?」
「なんちゃってハイビジョンくらいかな」
これまでも「撮影はハイビジョンでもハイビジョンで残せない」という話を聞いていたが、ちゃんと理解していなかったということだ。この後、矢沢えみきちはもんもんと自問自答し、いろんな人にいろんなことを教えてもらいながら、ようやく分かったような、まだ分かっていないような。
でも、なんだか、ヤヤコシイ。どうしてそうなっちゃうのって思いたくなるでしょ?(いろいろと事情があるようだけど)ねえ。くすん。
※写真は本文およびBlu-rayとは何も関係ありません。