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デジタルコンテンツ流通の潮流を見据えて

本棚公開、かなり勇気のいる行為だけど・・

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Picture_2ご存知の方も多いと思うがブクログというサービスがある。ブックマークをベースにしたSNS的なサービスがあるが、ブクログは自分の読んだまたは読みたいと思っている本をベースにしたコミニュケーションサービスだ。著者や書名などのキーワードで簡単に本を登録することができる。説明では

ブクログではAmazonの商品データベースを利用しているため、Amazonで取り扱っていないアイテムを登録することはできません。現在Amazonで取り扱っていないアイテムも登録できるよう検討しております。
ということだ。つまりAmazonのDBを使って自分の本棚を管理、公開できるサービスだ。ビジネスモデルとしてはここで知った本をAmazonで買うことによるアフィリエイト収入らしい。運営会社はロリポップなどを提供しているPaperboyというGMO系の会社だ。年末ということで形だけ部屋の整理をしていてこのサービスの存在を思い出して手元にあった数冊だけを登録してみた。まだ使いこなしていないのでサービスについて評価はできないが少し続けてみようと思う。類似サービスもたくさんあるように思う。Amazonの付加サービス的な色彩が濃いがどういう進化を遂げるのか興味がある。現在ユーザーがどれくらいいるのか調べようとしたが分からなかった。参考に2009年のランキングを見ると、1Q84を登録したユーザーが2600人 いる。コミック系の登録も多いのでユーザーは20−30代中心だろうか。

ところで自分の本棚を公開するのはかなり勇気のいる行為だ。まだ差し障りのない数冊だけを登録しただけなのでストレスはなかったが、本当に自分の読書歴を本格的に公開するとなるとちょっと(かなり)気になる本もたくさんある。「あいつ、こんな本読んでるのか?」といった批判や軽蔑に耐える勇気がいる。その分、一定の量を公開するとその人物の人となりがそれなりに浮かんでくるのかも知れない。最近ぼくはTwitterにもはまっているが、全く知らなかった人をフォローしているとその人の何気ないつぶやきの中になんとなく人柄が浮かんでくるのと似ている。もちろん実像とは別の仮想の人格かも知れないがそれはそれで構わない。

試しにぼくの限定本棚見てください。
ブクログ

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