ファミマのパン棚における、もちもち系商品の増殖が止まらない気がする。
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昨年末に「2011年のトレンドは「もっちり」では無いかと思います。」というエントリーを書きましたが、2012年になってもファミリーマートにおけるもっちり系商品の勢力は、衰えるどころか、パン陳列棚の占拠が順調に進んでいるように思われますので、報告したいと思います。
「もちもちくるみパン」
新商品「もっちもちハムエッグ」
ハムとタマゴマヨの黄金コンビをもちもちの生地で包んだ商品です。つい最近、通常の生地を使った「ハムチーズマヨ」という商品が出たように思いますが、もちもち化されました。「もちもち」の間に小さい「っ」が入っているところに、並のもちもち感では無い事が伺えます。
「部長、ハムチーズマヨの売上好評です。やはり定番は強いですね!」「きみはそれだけで満足しているのかね?」「は?」「もちもちだよ。定番のハムチーズマヨともちもちが組み合わされば、新しい市場が生まれる。きみはそう思わんかね。」「さすが部長...」
「もちっとドーナツ(つぶあん)」
「ホットケーキだろうが、ドーナツだろうが、あんぱんだろうが、粉からできているものには、すべからくもちもちをつけるのだ。恐れるな、なにも恐れるな!」「はい、部長!」
「もちぷにメロンクリーム」
「...部長は恐れるな、っていうけどさあ、こんなになんでもかんでも、もちもち、もちもちっていってたら、お客さんもまたもちもちかよって思わないかなあ。」新入社員「じゃあこの新商品のメロンクリームパンは「もちぷに」にしたらどうでしょう?」「いいねえ!もちぷにいいねえ!」
前も言いましたが、個人的にはこういうサクサクとかもちもちとかいう擬音を聞くとテンションが上がります。
食べ物というのは、周辺のストーリーも含めて価値を持つものと思うので、目の前にした時の、旨そう!という高揚感を演出するために名前を工夫するという事は、立派なサービスの一つだと思います。これからも旨そうな名前とうまい商品を、どんどん開発していって欲しいものです。
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