AR.Droneが自律飛行する日
虫みたいな動きをするAR.Droneっぽいヘリにガクブルしていたら、こんなのも見つけました。
・Quadrotor Robot with Open Source Computer Vision Flies Itself (video)
カメラから入力された情報に基づき、自律飛行をするヘリに動画と解説記事です。このヘリというのが、4ローターのもので、これまたAR.Droneそっくり。こちらはスイス連邦工科大学(Swiss Federal Institute of Technology)というところの研究成果物で「PixHawk Cheetah 」という名前が付けられています。
動画はこちら。現在のところマーカー認識での飛行ですが、パターン認識を向上させて、通常の地面も認識したり、GPS、あらかじめ与えられた地図情報を参照しながらより正確な飛行、そして偵察が可能になったりするのでしょう。あとは、カメラや超音波センサー、近接センサーなどで周囲物にぶつからずに飛行できれば、軍事目的に悪用されそうです。ぼくとしては飛行ペットなどの平和目的に使われるようになってほしいのですが。
AR.Droneに自律飛行機能がつくようになるにはセンサーをさらに充実させないとダメですかね。はやく飛行ペット化しさせるAR.Droneアプリがでてきてほしいなあ。ParrotのセドゥCEOインタビューでは、このあたりの話を引き出したかったんだが、現時点でできないことについての言及は慎重だった。ただ、AR.Droneはラジコンヘリというよりはロボットだとも言っていた。ならば自律飛行くらいはしなくちゃね。今後に期待しておこう。