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モリサワのiPhone用電子書籍アプリがよくできている件

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電子書籍ビュワーに必要な条件を挙げてみて分かったこと

を書いた後で、文春が出した「アキハバラ@DEEP」をダウンロードしてみました。

 これは、モリサワのMCBookを採用しているのですが、実によく作られています。前回リストアップした要件はほぼ網羅されており、さすが後だしじゃんけん後発の強味を生かしたものとなっているようです。

 モリサワフォントが3書体、漢字とかなをそれぞれ選択可能というところが、さすがフォントの会社だけあります。でも、ヒラギノは選択できないのね、という(笑)

 アプリケーション連携も、i文庫HDほどではありませんが、充実しています。大辞林、大辞泉、Google検索という定番は押さえられています。

 ユーザーインタフェースでは、ピンチイン、ピンチアウトによるフォントサイズの変更が直感的非常にいいですね。ただし、これは3つあるフォントセットでカスタマイズを選ばないといけないのが分かりづらいかなあ。便利なので標準にすればいいのに。

 全体的にシンプルさと深さの両方を兼ね備えた、練り込まれたユーザーインタフェースだと思います。

 もう1つおもしろいのが、このビュワーはアプリケーションパッケージとなっている点。これは、配布やデバイス制限、露出ということを考えれば現時点ではベストのソリューションなのですが、弱点もあります。それは、ホーム画面がとっちらかってしまうこと。ホーム画面の少ない文字数では、長いタイトルやシリーズものでは、何を読んでいるのか判別できません。

 そこで、モリサワはMy本棚という別アプリを提供しています。これは無料。これをインストールした状態で、書籍アプリを起動すると、My本棚に登録するかどうか聞いてきます。登録すると、出版社別に購入した書籍を見ることができるようになります。問題は、このアプリの一覧からはタイトル全部が読めないこと……。ここはなんとかしてほしいです。

 あとは一刻も早くiPad対応することですなあ。当然アプリはユニバーサルで、iPhoneでもiPadでも使えるようになると信じてます。

MCBookは、Adobe InDesignやモリサワ高機能組版ソフトウエアMC-B2ファイルを簡単に電子書籍化できるソフトウエアで、製品の詳細や販売方法などについては、今夏に改めてご案内します

とありますが、電子書籍に取り組みたいところははやめにコンタクトして情報を知りたいところでしょうね。

Mcbook1


Mcbook2


Mcbook3


Mcbook4

Comment(1)

コメント

InDesignから使えるとなると、既存の書籍を電子化するのはかなり楽になりそうですね。ちょっと、これには注目かなぁ。

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