米オンラインメディアは相当に速く動いている
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マスメディアのネット戦略についていつも鋭い考察をされている小林啓倫さんの、またしてもすばやい情報。
New York Timesはネット展開でいつもすごく先進的な動きをしていて、初期段階のころからデザイン的にも非常に優れたものを提供していました。わたしもずいぶん参考にさせてもらった記憶があります。
今度は記事検索API公開ですか。やはりこれくらいドラスティックなことをやらないといかんということですね。
というわけで、われわれもいろいろと新展開を考えています。メディアの動き方は、スケールやジャンルによってさまざまな手法が考えられますが、ここまで大きな企業だと動きにくいだろうに、よくぞここまで動かせるものですね。感心するとともに、「ああ、いま考えているものを先に出されずにすんだ」と安心した部分もあります。いまのところは(笑)
テキスト中心のメディアという意味ではわれわれと近い立ち位置にいる米国の新聞メディアの動きは本当にマメにウォッチしてないといかんですな。新聞というレガシー産業ということではなく、成功を積極的につかもうとしているオンラインメディアとして見ていかないと。
コストをかけられないこの1年にどれだけの革新的な動きができるかが勝敗の分かれ目ですね。小林さんの過去記事、読み返しておこうっと。
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