MacBook ProでWindows XP、実験開始
記事を書きっぱなしではアレなので、こちらも「MacBook ProでWindows XPを起動させる」実験モードに入ります。
まず、必要なものを列挙。
ハードウェア:
・バックアップ用ドライブ(既に使っているMac OS Xシステムのすべてをバックアップするのに必要):1万円〜2万円→新規購入
・CDメディア(ライティングに失敗したことを考えて、何枚かはあったほうがいいでしょう):100円くらい?→新規購入
・当然のことながら、CD-RドライブがついたWindowsマシン: 4万円くらいか→あるやつを使う
ソフトウェア
・Windows XP Home Edition SP2:2万3800円(Amazon)→新規購入
・Windows XP Professional Edition SP2:3万3000円(Amazon)→あきらめ
・Nero 7 Premium:1万2800円(Amazon)→新規購入
一方、Windows XP搭載マシンで最低価格クラスだと、ソーテック PC STATION PD311があります。直販価格で3万9900円です。
さあ、落ち着いて考えてみましょう。
たとえWindows XPとMac OS Xをデュアルブートできるようになったとして、貴方はWindows XPをどのくらい使うでしょうか? GyaOを見るため? ならば専用の据え置きマシンが1台あったほうがよくないですか? テレビにでもつなげて。
Windows XPをインストールすることで、延々とセキュリティアップデートを繰り返したり、ドライバの更新をしたりしなければならないでしょう。Intel MacのBluetoothやiSightカメラのドライバはまだWindowsに対応していないようです。
パーティショニングのトラブルで、いまだにXOMでブートしない人も少なからずいるようです。
それでも貴方はXOMを試してみますか?
私はこのために、近所のヤマダ電機でUSBハードディスク(1万4000円)とWindows XP Home Edition SP2(2万6000円)、Nero(1万2000円)、CD-R(25枚入りで1000円)を買ってきました。合計5万3000円。
冷静さを失っていると言われても反論できないでしょう。
しかも、田中俊光さんのブログをはじめとする複数ソースからの情報によれば、日本語版XPではインストールできないとか。
ということは、さらにXPの英語版を買わないといけないみたい。
失敗することがあらかじめ分かっているインストールをすべきかどうか、いま猛烈に迷っています。
XOMのFAQを見ると、外部ドライブへのインストールが、SourceForgeで公開されて、より多くの人がこのオープンソースプロジェクトに参加するようになれば実現するかもという話なので、それまで待ったほうがいいかもしれないです。まあ、その段階でも日本語版XPに対応できるかどうかはまるで分からないわけですが。
いい話もあります。
昨日の記事ではCDライティングソフトのNeroが必要と書きましたが、改訂されたHOWTOページでは、Macのみを使ってXPのインストールCDを作成する方法“Possible Mac-Only Solution”が追加されています。日本語のHOWTOページにはまだ記載がないので、英語版のほうを参照してください。
追記:その後、この部分も日本語HOWTOページに追加されました。なお、この日本語訳は、kuniさんによるものです。XOMチャレンジャーにとって大きな助けとなっているはずです。
なんだか、GomTalk7とか、V-Textとかのワクワク感を少しだけ思い出させてくれますね。
というわけで、MacBook Proのバックアップが終わり、これからディスクの初期化、パーティショニングにかかります。