太陽光発電をクラウドファンディングする「SunFunder」に注目!
日本では3.11後、エネルギーの問題が取りざたされ、クリーンなエネルギーにも注目が集まる中、藤野電力のように、地域ぐるみで自立分散型の自然エネルギーの取り組みをする所も出てきています。
今回紹介するのは、太陽光発電関連のプロジェクトのお金をクラウドファンディングするサービス「SunFunder」です。メインは途上国のエネルギー不足の解決のためのサービスですが、日本でもいつかこのような仕組みが生まれると面白いのではないかと思います。これまでに4,500人ほどへ電気のアクセスを提供できているそう。
途上国では、15億人ほどの人が電気にアクセスがなく、かつ石油などの枯渇も危惧されている状況があります。そのソリューションとしての太陽光発電プロジェクトを応援するのが「SunFunder」の役割となっていて、さまざまなプロジェクトが掲載されています。
例えば、ザンビアのプロジェクトでは781ものライトを設置し、約3900人へ電気のアクセスをもたらしています。プロジェクトの金額は10,000ドル。プロジェクト期間や資金の使い道もシートで公開されていたりと透明性は確保されているのも支援する側からすると良いポイントです。
このサービスの場合は途上国ということでクラウドファンディングが成り立ってますが、日本でも太陽光発電を活用した何かプロジェクトがあれば可能かもしれないですし、似たようなモデルはできそうですね。
話は変わりますが、海外では太陽光発電に関してマッピングすることが進んでいます。例えばこちらはニューヨーク市立大学作成した、見て触れるソーラーマップ。どのエリアのどのビルにどのように日光があたるか、どのようにソーラーパネルを設置すれば効率的かということを割り出して地図化しています。
ケンブリッジでも同じようなマップがつくられています。
http://www.cambridgema.gov/solar/
今回紹介したような、太陽光発電に関するクラウドファンディングやマッピングに関しては、これから日本の代替エネルギーの普及やその見せ方に非常に参考になると思います。