JWLIボストン・リーダーシップ研修 | DAY23 人に自信を与える方法
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A-TASK二日目。リンダさんは、いつも、ゆっくりと落ち着いた、深い自信が感じられる声で話します。
女性リーダーとして、アメリカでマイノリティのアジア人リーダーとして、どういったことを意識して行動しているかを聞いたら、「人の話を聞いてあげること」と答えてくれました。多くの人が話を聞いてもらいたいと思っている。その話を聞いてあげると、自信を感じて喜んでくれるのだそう。
たしかに、A-TASKでリンダさんに多くのスタッフを紹介してもらったのですが、スタッフが話している途中で、「それで、あなたはどう行動したんだっけ?」「あの時、こういう事をしたわよね?」と簡単な質問を投げかけて、リンダさんがスタッフの話を広げていくのをたびたび見ました。一人のスタッフは、リンダさんの質問から話を広げていって、どういう風にアジア人の移民を助けているのか、どういうモチベーションで働いているのかをイキイキと話してくれて、話し終わった後に「私ってば、なんて素晴らしい人間なの?って思えてきたわ!」と冗談ながらにも本当に嬉しそうにしていました。リンダさんは、自分の組織のスタッフだけでなく、外で出会う人にも同じことをしているのでしょう。そして、リンダさんと話した人はきっと「あれ?私って、けっこうすごいんじゃない?」と思うのじゃないでしょうか。
リンダさんの夢は「アジア人向けとしてベストのNPO」ではなく、「全米でベストのNPO」になることだそうです。夢を高く持つことで、組織全体のレベルを上げている強い女性リーダーのロールモデルだと思いました。
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