一本締めから考える「会社」という男性社会の歴史と伝統
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昇格してから初めての飲み会がありました。
最後みんなで帰る間際に、そろそろ解散しますか!という雰囲気となったところで、若手男子に促された。
「じゃあ、山田さん!締めてください!」
え・・・?これって、まさか、アレのこと?
「みなさんっ!お手を拝借!ヨォ~~~ッ!(パンッ!)ありがとうございましたー!(パチパチパチ!)」
そう、一本締めです。
まさかの一本締めのお願いに、「え・・・?」と固まる私を察してくれた他の男性部長が、ヨ~~~!と締めてくれました。
そこでワタシははじめて気が付いた。そうか、部長になると一本締めないといけないのか。
いいリーダーの条件に「立派な一本締めができること」という項目があると、はっきりいって私には厳しい。恥ずかしがりながら、高めの声で「ヨーー・・・」なんて言っても締まらない。はっきりいって、コントにしか見えない。やっぱり、一本締めは男性の太く低い声が似合う。
今まで当たり前すぎて気が付いていなかったが、こういったお作法がきっとたくさんある。それは、男性社会が作り上げてきた歴史と伝統。そう考えると、やはり女性管理職が増えてくるというのは、そういったものがなくなってしまうのかもしれない。 金髪のまげも許さないと相撲界もやっていけないのだ。
また今後そういう場面になったら、どうやって締めようか。
チアガールのように、「ワン・ツー・スリー!GO~!OPT~!ヒュ~~~~ッ♪」 と締めるのは、いかがでしょう。
意外と一体感でますよ・・・?
ダイバーシティって、お互いなかなか大変ね。
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