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独断と偏見で考えるリーダーの条件

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現在を把握して、未来を予測して、方針をたてて、実行しくこと。
それは間違いなく、リーダーとして必須な力。その上での話です。
 
会社につとめている人は、1日の起きているほとんど全ての時間を会社で過ごしています。家族よりも友達よりも、ずっと多くの時間を会社の人と一緒に過ごしている。そんな中、リーダーがどれだけいい方針をたてようが、たてまいが、毎日が面白くないと、面白くない。
 
というわけで、職場を面白くできるという資質も、リーダーにとって重要だと思います。
 
じゃあ、なにがすると面白いのか?
 
ユーモアがあることも大事でしょう。人生の色んな相談をできるというのも一つでしょう。
でも、思い出してみると、私が一番面白かったのはケンカでした。
リーダーがケンカしているのを見るのが一番面白かった。特に部署を超えたケンカや、エライ人同士のケンカ。
 
その場では心臓がドキドキしつつも、「どうするの!? これ、どうなっちゃうの??」とどこかで楽しんでいたものでした。その場に居合わすことができなくても、話を聞くだけでも面白い。「なんて言ったの?それから、どうなったの?」ともう前のめりです。
 
意味のないケンカほど、つまらないものはない。
ケンカの内容は意味があるもので、そしてお互い真剣であること。それが面白さの条件です。
 
不謹慎でしょうか?
でも「火事と喧嘩は江戸の花」っていうくらいだから、みんなも楽しんでいるんじゃないでしょうか。
 
本質的じゃない?
単純に毎日が面白いかって、人生の本質だと思います。
それに意味のあるぶつかり合いをするなら、仕事にとっても本質。
 
毎日の職場にも、波瀾万丈を提供する。
職場をメイクドラマしてくれるリーダーが、私は好きです。
 
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