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新人女子へ -服装編- (注)男子禁制

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日本の多くの会社はまだまだ男性社会です。
 
イギリスのThe Economistで行われた「ガラスの天井」調査(見えない壁のようなイメージです。男女間の給与格差、リーダーの数など)では、日本は26位中25位と発表されました。女性が働くのに避けた方がいい国なのだそう。
 
日本もこれからは年々環境は整っていくのだとは思いますが、女性ならではの悩みも多いと思います。
そこで、女性新入社員に向けてのメッセージの服装編を書きます。
 
*職種によって格好は違ってくるかと思いますが、男性が背広で出勤する会社を前提に書いています。
 
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とてもラッキーなことに、男性と違って女性は着るものは自由なカルチャーになっています。
ただ、自由でラッキーな半面、迷うことも多い。
 
覚えておいた方がいいのは、仕事相手に見られる格好をすることと、「格を合わせる」ということ。
 
会う相手とシーンによって、人は服装を合わせます。引越しの日の格好と、上司の自宅にお呼ばれした時の格好は違いますよね。それと同じで、デートにいくような格好で会社にくるのは間違いなのです。カワイイ格好は男性陣には喜ばれてチヤホヤされると思いますが、仕事相手ではなくデート相手に見られてしまいます。デート相手にしか見られていないと、どんなにマジメに仕事の提案をしても、「まぁまぁ固い話はやめて、今度飲みに行こうよ」と、デレデレされてしまうこともあります。仕事相手に見られたいなら、仕事モードの服を着るべき。
 
また、服には「格」があります。
お客さん、初対面の人、目上の人、大事な会議などは、相手に敬意を表しフォーマルな格好で臨むべきです。全員がジャケットの中に、1人だけカーディガンというのは、間違い。相手に対しても失礼ですし、格下の扱いを受けるので自分が損をします。
 
人を判断する時の要素は、①外見②声③立ち振る舞い、そして④話す内容です。
世の中は、①~③ができた上で、はじめて④の話す内容が判断される場合が多い。
例えば、格好も声も完璧で、話の内容が素晴らしくても、机がガタガタするほど貧乏ゆすりをしていたら、貧乏ゆすりが気になって集中して聞けません。それと同じで、どれだけ話す内容がしっかりしていても、格好が格下だと、格下に扱われてしまうことが多いのです。
 
本質じゃないじゃないか!と怒ったところで、そう判断する人は多い。
人間は機械じゃないので、話の中身だけで人を判断できません。色んな複雑な要素を意識&無意識で取りこんで、総合的に人を判断するのです。
 
迷ったらフォーマルです。
 
 
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