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ロスジェネ世代と呼ばれる私たちの心境

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私は、いわゆるロストジェネレーションと呼ばれる世代にあたります。
上にはバブル世代、下にはゆとり世代がいて、その真ん中の世代。
 
何にも失ったつもりないのに、ロスジェネなんて呼ばれて、あんまり気持ちがいいものではありません。バブル世代という言葉と比較して、敗北感すら感じさせるこのネーミングが好きじゃありません。
 
バブル世代の人たちは、自分たちの事を「僕らはバブル世代だからさ~」と話しますが、
ロスジェネ世代の私は「私たちはロスジェネじゃない?」なんて自己紹介をしたことはないし、そういう風に話している人も聞いたことがありません。バブルとゆとりの特徴の方が強くて、ロスジェネはあんまり特徴がないからかもしれません。
 
私のそれぞれの世代のイメージですが、、
 
バブル世代
ブランド好き、いつの時代も主役気分、子供がいてもヌードになっちゃう人達、海外への憧れが強い、かっこつける事がカッコイイと思っている
 
ゆとり世代
競争が好きでない、がつがつしてない、会社の飲み会にいかない、服も安くていい、かっこつける方がカッコ悪いと思っている
 
それに対して、ロスジェネのイメージは、「なんだかよく分からないけどかわいそうな人たち」といったところでしょうか?
そう、バブルとゆとりに挟まれて、なんだか、うまく定義できていない世代なのです。
 
私としては、バブルも、ゆとりの気持ちも、ちょっとづつ分かるけど、どちらの価値観に属すのも違和感を感じます。
でも、その違和感は正しいんじゃないかと思っています。
ロスジェネ世代は、両方の価値観に対する違和感をなくさないで、自分たちの価値観を貫くべきだと思うのです。それが、形になってきたら、将来は「ロスジェネ」じゃない別のネーミングに変えられるかもしれない。
このネーミングを早く変えたい、それがロスジェネの1人である私の希望です。
 
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