私たちは日々どこにお金を払っているのか?
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私は何に幾ら払っているのか把握していない!と気がついた年がありまして、その年に初めて家計簿をつけたことがあります。エクセルで10円単位で細かくつけてみると、自分の傾向が把握できました。口紅が嫌いでつけないくせに月に3本も買ってたりとか(深層心理で何かありそうですね・・)、 本と雑誌がバカにならない金額だったり。
これを1年やって、気がついたのは2点。
①ルーティン支払いで圧勝だったのは、なんと美容院
毎月ルーティンとして支払っていたのは、以下でした(家賃・光熱費を除く)。
携帯会社、JR、タクシー、コンビニ、ご飯屋さん色々、スタバ、ドラッグストア、美容院、本屋、ネットのコスメショップ
驚いたのは、圧倒的に強いのは美容院だったこと。私は10年ほどずっと同じところに通っていて、しかも、1~2か月に1回必ず定期的に通い、行かない年はありません。しかも、額も1万円を超えるまとまった金額。私にとっての美容院は代替がない分、JR以上の強さがありました。(寝ぐせついたまま会社に行きますけど)
この他に、ルーティンじゃない大きな支出、旅行や結婚式など特別なイベント。これが以外と多額で、例えばランチ代1年分を軽々と旅先で使ってきていたりします。ただ、ルーティンじゃないので、1回支払ったあとは2度と支払先にならない場合も多い。ルーティン支払い先以外は、大きな額が入るかもしれないけれど、流行りもある不安定な市場でもあることが分かります。
BtoC向けに新しいビジネスをするのは、こういう支払い先に食い込むことを意味します。自分のルーティン支払先に変化がないのを見ると、食い込むのはなかなか熾烈だなと思います。
②年間の支出になおすと以外なところに多く支払っていることが分かる
例えば、タクシー代1回分で考えると高いなって思うのですが、月に2回だけだと3000円ほど。それを年間に直すと、36,000円になります。
一方で、ペットボトルを毎日2本買っていて、1日200円ほどコンビニに払っています。200円と安いので特に気にとめていなかったのですが、それを1年分にすると48,000円になります。しかも、お菓子も買っちゃいますから、200円のお菓子を週に2回買うと、1年間で19,200円。お茶とお菓子で合計67,200円。
タクシー代より、お茶とお菓子の方がよっぽど高かった。ガーン。チリも積もればって本当なんですね。
こうやって見てみると、毎日なんとなく購買行動をとっていることが分かったのですが、意味のある購買行動へと変えていきたいなと思いました。価値のある会社、いい会社に支払いたい。
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