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ハーバードビジネススクール生のリレーショナル シンキングとは?

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ハーバード・ビジネススクールの卒業生(日本人)と話す機会があり、素朴な疑問をぶつけてみました。

「やっぱり皆さん頭がよかったですか?違いってあるんですか?」

「大きな違いがある」と即答でした。

その人もクラスで成績優秀者上位に入っていたそうなのですが、どうしても抜けない人がいたそうです。その頭がいい人と自分の違いを観察してみて、明確な違いがあったという話でした。

その頭がいい人は、1つの出来事を10倍や100倍に膨らませて吸収するそうです。例えば、新聞の1つの記事を読んだ時にある1つの事件と捉えないで、10個も100個も色んな話と組合せて考えてみる。そうすると、1つの事を1つの事としてとらえる人と日々10倍100倍の差が出てくるだと言っていました。

そのやり方をみつけて、「リレーショナル・シンキング」と命名したそうです。

組み合わせて考えることが、新しいアイデアを生み出すことの元となるということでした。そこで、良いアイデア=良い組合せを生み出すために、組合せの母数を増やすことが大事なので、毎日10個も100個も色んな組合せを考えてみる。その訓練をすることで、誰も追いつけないくらいアイデアを出すスピードが変わってくるという話でした。

へぇ~と面白い話を聞けて良かったと思う反面、小学生みたいな質問に対して、こんな面白い話を即答でかえしてくる事にも驚きでした!おもしろかった!

 

 

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