ザック、習近平国家主席と中国語で歓談
先週は中国国家主席の習近平さんが訪米していました。IT関連では23日にシアトルで開催された米中インターネット産業会議の出席者集合写真が興味深いものになってました。
こういう集合写真の並び順を決める現場って見てみたいです。これは誰が決めたんでしょうねー。中国にとって大事な順なんでしょうね。
最前列の左から、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、JD.comのリチャード・リュー、Ciscoのジョン・チェンバース、Alibabaのジャック・マー、IBMのバージニア(ジニー)・ロメッティ、習主席、Microsoftのサティア・ナデラ、中国インターネット政策長官、Appleのティム・クック、Tencentのポニー・マー、Amazonのジェフ・ベゾス、です。いやあ、キラキラすぐる。
MicrosoftはWindows 10のEdgeでBaiduと提携すると発表したばかりだし、Appleは「中国は重要な市場」と何かにつけて公言しています。
両端のFacebookとAmazonは、中国に進出したいけどまだできていない組です。[追記]Amazonは進出済みですよ、とご指摘いただきました。失礼しました。
個人的に気になるのはGoogleから誰も出ていないこと。Wall Street Journalによると、招待されなかったんだそうです。Googleも中国再進出を狙っているみたいですが、難しそうですね。
ザックは以前から中国語を勉強(2010年の目標が「中国語をマスターする」だった)していて、昨年北京でのインタビューに中国語で答えてオオウケでした。
今回の習近平主席の訪米でも、中国語だけで会話したと本人がFacebookの投稿で言ってます。
この姿勢が奏効して来年あたり中国でFacebookが使えるようになるかもしれないですねー。なったとしても中国の競合は手ごわそうですが。
25日の主席を囲むホワイトハウスの晩餐会には妊娠中の愛妻、プリシラさんと一緒に出席したザック。プリシラさんの真っ赤(中国では赤はとっても縁起のいい色)なドレスがまぶしいです。習夫妻と4人で中国語で歓談したんでしょうか。