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Macを抱いたジョブズの写真(1984年撮影)、75ドルで販売中

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Appleキャンパスで開催されたジョブズを偲ぶ会でも大きく引き延ばされて掲げられていたあの写真(初出は「TIME」の表紙で、アイザックソンが書いた伝記のカバー表4にも使われています)が、撮影した有名カメラマン、ノーマン・シーフのWebサイトで2月18日から販売されています。

Jobs

シーフさんのサイン入りでリンゴマークにだけ色がついた300枚限定バージョンは125ドルでしたが、今日Fortuneで紹介されたからか、もう売り切れました。今はモノクロの75ドルバージョンのみです。サイズは約66×83センチ。

シーフさんを知らない人(私は知りませんでした)でも、アンディ・ウォホールや“Hejira”のジョニ・ミッチェルの印象的なモノクロ写真を撮った人だと言えば「ああ」と思う方も多いのでは。

Hejira

iPhone SaviorというiPhone関連のブログメディアに、シーフさんから直接聞いたという、あの写真を撮影したときのエピソードが紹介されています。かっちりコンセプトを決めて撮影したのでも、ポーズを指図して撮影したのでもなく、ジョブズ宅の家具がほとんどない部屋で2人で雑談するうち(そうやって相手をリラックスさせるのがシーフ流)、ジョブズが「ちょっと待ってて」と部屋を出て行き、すぐにMacを抱えて戻ってきてそのまま床にすとんと座り、それをシーフがぱしゃっと撮影したそうです。かっこいい。

iPhone Saviorにはこの時に撮影されたMac開発チームやジョブズとビル・アトキンソンの2人の写真なども紹介されています。開発チームが家族的だったことや、チームの集合写真を撮るときにジョブズがはしっこに入ったエピソードなども面白いのでお時間のある方はぜひ。

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