オルタナティブ・ブログ > 海外速報部ログ >

海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

最近ちょっと気になったこと2つ(ツイートでの発表と記事が読まれるまでの時間)

»

ツイートでは説明しきれないけどブログ1本には短い(しかも結論のない)話を2つばかり。

●今日のTwitterとMicrosoftのツイート

TwitterのFirehose(消防用のホースで放水するみたいにどばーっと流れるリアルタイムデータ)利用契約をMicrosoftが更新したらしいという記事を書いてみたんですが、これが、公式ツイートどうしの会話での発表だったんです。なんだか変なの、と思って。まぁそんなことはプレスリリースを出すほどのことではないとも思いますが。

実際、Googleはいきなり「リアルタイム検索」を消して、後から理由を「Twitterとの契約切れ」と非公式(というか公式ツイートだけどはっきりしない感じで)につぶやいただけだし。

でもなんとなーくわざとらしいというか、あらかじめ打ち合わせしておいて第三者に読ませるためにやっているっぽくて、もぞもぞしたのでした。

●記事掲載からランクインまでのタイムラグ

ITmediaのページに「トップページ」みたいなものがあるのはご存じでしょうか。「www.itmedia.co.jp」なんですけど。このページの右側真ん中あたりに「記事ランキング」コーナーがあります(見にくくてすみません)。

体感的なものなんですが、昔は記事を掲載して、トップページの「新着記事」に載ると(必ず載るわけじゃないんですけどね、これがまた)、昔は、注目に値する記事であれば10分くらいで記事ランキングに入っていたような気がするんです。

これが、いつのころからかタイムラグが大きくなってきている気がします。なんでかなーと思って。

読者様がTwitterなどでフォローしている人のツイートからニュースを知ることが増えたことが大きいかなと思いますが(同時に、ニュースサイトの「トップページ」から入る人が減ってる気がする)、ネットのニュースは速報性が命だと思っているので、ちょっと残念。

基本的に「ねーねー、こんなことがあったよ、すごいよ、きいてきいて!」という気持ちで記事を書いているので。もちろん、いつでも後からでも読めるのもネットニュースのいいところです。1日後に読んでも価値のある記事を書かねばーとふんどしを締め直したのでした。

●ついか

書かねばー、で思い出しましたが、今日のロイターの記事で、韓国の規制当局がGoogleを強制捜査、というのがあります。短い記事で、何で急にこんなことに、って感じなので補足すると、韓国でGoogleと競合する検索サービスNaverの運営会社NHNが4月に「GoogleがAndroidにGoogle検索を組み込ませようとしてる」と申し立てたからなのです。

Comment(0)