すっかり浸透した「スマートフォン」と「iPhoneてつながりにくいんでしょ」

最近、立て続けに「普通の人」な友人に会い、同じ質問をされました。「スマートフォンって何を買えばいい？」って。感慨深い。ITと関係ない職業（メーカーの経理部長とカウンセラー）のアラフィフな女性の口から出るようになれば、その言葉は世の中に浸透したとみていいでしょう。

私のDesireを見て「あ、それ買ったの？」と言った経理部長は、DesireがiPhoneではないことを認識していて、「私はDocomoだからXperiaにしようと思ったんだけど、なんだか使いにくそうでやめたの」とAndroidつながりだということまで知っている様子！　この人は最近Twitterを始めたので、スマートフォンが欲しくなったんだそうです（わんこの散歩中にわんこ仲間にツイートする）。

カウンセラー（やはりDocomo）は「キーボードがついてるやつ（恐らく「LYNX SH-10B」のこと）もさわらしてもらったんだけど、ちょっとごつい」と。彼女は仕事でOfficeドキュメントを見ることが多いそうで、「だからMicrosoftのにしようと思うんだけど」と危険なことを言います。どうしてもというなら秋まで待った方がいいけどiPhoneでもAndroidでもOffice見られるよ、とWindows Phone 7の売り上げのじゃまになるようなことを言っちゃいました。ごめんなさい。

驚いたのは2人とも「iPhoneってつながりにくいんでしょ？」と言ったこと。メディアってすごいですね。そういえば私の母（77）も同じことを言っておりました。

2人には、「iPhoneが一番おすすめ。Docomoから離れたくないのであれば、次の新製品を待ってもいいかも」「iPhoneはつながりにくくないけど、ソフトバンクはDocomoよりつながりにくいかも」と言ってみました。カウンセラーにはWindows Phone 7を買ってほしい気もちょっとするんですが、まだないものをすすめるのは勇気がいりますよね。