簡単ではないモノのインターネットの実施、ＳＦパークが予算不足で空き駐車区画情報提供サービス中止！！

» 2014/05/08

サンフランシスコ市の交通局は2010年、政府の支援を受けてＳＦパークの道路脇駐車区画の空き具合をリアルタイムでドライバーのスマートフォンアプリに提供するサービスを実施していました。各区画にはセンサーが付いており、それが占有情報や空き情報をインターネットに送っていた訳です。そして市のサービスは込んでいる地域の駐車区画の料金を上げ、比較的込んでいない地区の駐車料金を下げて公園の周りの党中渋滞の緩和や駐車場を探して30分もうろうろする不便を解消していました。料金は混雑度合いにより自動的に上げ下げされます。

ところがところが政府の予算不足の為、2013年12月末を持って各区画センサーのバッテリー補充が出来なくなり、サービスは打ち止めです。モノのインターネット時代の画期的なサービスも予算不足には勝てないようです。

しかしそれにしてもサンフランシスコ市はグーグルバスの阻止問題や駐車場のモノのインターネットサービス中止問題などスマート工業社会特有の「21世紀先進国型の悩み」を抱えており、時代に取り残され始めている日の本の国から見て羨ましい限りです。

ペンネームで書いている新著に載せようと思いましたが、中止しますね。（笑）