進むソーシャルメディアの新旧交代、ホワッツアップのトラフィック量はフェイスブック・メッセンジャーの二倍
オンデバイス・リサーチ社の調査によれは、グローバルに見てホワッツアップのトラフィック量はフェイスブック・メッセンジャーの2倍であり、既に米国を除いては実質参加者数もホワッツアップが上回っています。(5カ国約4,000人の調査)調査対象の44%が週に一度以上メッセージアプリとしてホワッツアップを活用し、一方フェイスブック・メッセンジャーは35%の人々が活用しています。その後を中国のWechat(微信)が追いかけています。尚、調査対象国はUS, Brazil, South Africa, Indonesia と Chinaです。またお金を稼ぐ手段ではステイッカーの有料販売が注目されており、成功事例にLINEが登場しています。その他ゲーム販売と月次などの利用料収入が注目されています。
一時は膨大な参加者数を背景にメッセージアプリでもリードしていたフェイスブックですが次第に専業のホワッツアップなどに抜かれています。次は何時フェイスブック・メッセンジャーが米国内でホワッツアップに逆転されるかが焦点です。(本調査によれば米国ではフェイスブック・メッセンジャー46%、ホワッツアップ35%、Wechat(微信)6%)既に16歳から24歳のゾーンではフェイスブック・メッセンジャー40%、ホワッツアップ37%と並んでいます。明らかに米国でもフェイスブック・メッセンジャーは「おじさんとおばさん」のソーシャルメディアになっています。
一方写真の投稿数もWechat(微信)とスナップチャットがそれぞれ毎日4億枚で3.5億枚のフェイスブックを越えました。
スマート革命(ポストパソコン時代)の進展の中でソーシャルメディアの形が大きく変わり始めました。
<出所:オンデバイス・リサーチ社>
Report by On Device claims WhatsApp leads both Facebook and BBM
<出所:テレグラフ>
Messenger Wars: How Facebook lost its lead(スライドシェア―35枚の調査結果)