玩具のボールが宅配をするアマゾン・プライムグラウンドは面白い！！

» 2013/12/19

アマゾンがまたまた面白い宅配構想を発表しています。先日はドローン（ミニチュアヘリ）による宅配イメージを発表し、未来の方向を示してくれました。

今回はアマゾンで売れているスマートトーイと言うべき玩具のボールが、倉庫でのモノの運搬から宅配も行うビデオです。アマゾン・プライムグラウンドと名前がつけられています。小さなボール（玩具のSpheroが制作）が運搬車となって道路を「とことこ」と進んでいく様子、それを牧場の牛たちが眺めている様子はとっても可愛いですね。靴下やセーターならこれで運べます。

全てのモノや機器がネットに繋がってソフトウエアにより操作されるモノのインターネットの時代（スマート革命）が到来し、SFの未来が実現する時代が来たようです。

実際の狙いはドローン（ミニチュアヘリ）のアマゾン・プライムエアーと異なり、明らかに株価対策、イメージアップ戦略でしょうが。

スマート機器の上にソフトウエアが多様なサービスを作り上げる「サービス支配論理」の時代には、こう言った夢のような創造性が必要となります。

2014年3月９日（土）の横浜国大における日本ナレッジマネジメント学会の年次総会ではテーマを「ネットサービス型産業化」（工業社会からスマート工業社会への移行）と設定して、この辺りの変化全般を論じる予定で準備を開始しています。誰でも参加できるように取り計らいますね。

アマゾン・プライムグラウンドの動画

玩具ボールの説明動画