スマート革命とゲーム機再発明、XBOX専用サーフェスは登場するか!!?
<序文>
インターネットの現状分析と予測で定評のあるKPCBのパートナー、メアリー・ミーカーさんは、2013年の第一四半期にはグローバルに見てアンドロイドのスマートフォンとタブレットのデバイス出荷数がパソコンとノートブックの合計出荷数を超えると予測し、スマート革命の影響で色々な産業が再定義=再発明されると予測しています。
そして2013年には以下のような勢力分布になるそうです。
四半期ベースのネット接続デバイス出荷台数 (2013年末)
IOS 80百万台
ANDROID 160百万台
WINDOWS 100百万台
マイクロソフトにはデバイスとサービスの再発明をしないと会社が衰えるリスクが明らかになり始めています。
さてそうした中、当然、ゲームとゲーム機はスマート革命による再発明の対象となります。バージの記事はゲーム機再発明を急ぐマイクロソフトがスマートグラス戦略に基づいてXBOX専用サーフェス(Xbox Surface)を出すと書いており、各方面で物議を醸しています。大きさは7インチ出そうです。(但し、本件、マイクロソフトはノーコメントです。)
★★ Mary Meeker Gives Mid-Year Internet Trends Report: Android Adoption Ramping Up 6X Faster Than iPhone
Meeker concluded her presentation with a review of how various industries were being redefined,
★★Xbox Surface: Microsoft chasing Wii U with next console?
★★ Xbox Surface: Microsoft's 7-inch gaming tablet
<出所:マイクロソフト>
任天堂のゲームパッドによる二画面方式
<出所:任天堂>
<二画面方式の方向と色々な見方>
まず二画面方式とはスマートフォンやタブレットをゲーム機のリモコンや補足的なアプリ搭載機として活用する発想です。番組関連のアプリをスマートフォン側に置く、スマートテレビの二画面方式からの応用と考えられます。
Windows RT/8 ベースの噂のXbox Surfaceですが、二画面方式の色々な見方が論議されています。まずXbox Live on Windows Phone 7 では、リモコンとしての操作性や画面の大きさに限界があるため、Xbox Surfaceが必要と言う見方です。
また、これはE3においてマイクロソフトが発表した、二画面方式のゲーム機操作である「スマートグラス」に対応するものだと言う見方が標準的です。
一方「Xbox Surface」はゲームパッドという第二画面を導入したWiiUの真似ではないかと言う見方もあります。
何れにしてもソニーも含めゲーム機の再発明は二画面方式が優勢になってきました。またXboxは既にゲームの時間よりもネットフリックスなどスマートテレビとして活用される時間が上回っており、そうなれば二画面方式での視聴は必須になります。スマートテレビと再発明途上のゲーム機が相互に影響し合っています。
★★ 正式名「Wii U ゲームパッド」発表、NFC とIRリモコン搭載・アナログパッドはスティックに変更
<XBOX720用と言う見方も>
シアトルタイムス誌などはXbox Surfaceは次世代のXBOX720用ではないかという見方をしています。