福田総理、「あなたと違う」言っちゃいましたね
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昨日はテレビも全然見ないでいたら、知らない間に大変なことになっていました。なぜ、日本の政治のリーダーは、なぜこんなにポイポイ辞めるのだろう。直接選挙で国民に選ばれていないから、国民の代表ではなくて、党派の代表という感覚なのか。あるいは、そもそも大統領や知事のように明確な任期がないからか。政治家は、だれしも総理大臣を目指している(福田総理は違ったらしいですが)のだとすれば、その総理があっという間に辞めてしまうのは、どうも「セミ」を連想してなりません。
任期といえば、4年や5年といった限られた期間内に何かを成し遂げようとすれば、自ずと1年目はこれ、2年目はこれ、といった時間軸をベースとした考えが生まれます。一方、いつ終わるか分からない政権だと、とにかく今、常に全力疾走しなければならないでしょう。ちなみに、独裁だと未来永劫その地位が続くようにと考え、結果、保身に走るわけです。
そういう意味では、場当たり的な対応に追われた福田政権は、かわいそうな気もします。でも、最後の記者会見で、「先を見通す力がある」とは。なんともキツイ自虐ネタです。
ところで、「あなたとは違うんです」と言って「逆ギレ」なんて指摘されていましたが、この種の発言は、いつも記者を通して国民にメッセージを発しているというPRの基本を忘れたときにしてしまうものです。「あなたと違う」は「国民と違う」と同義であり、本当に最後に毒を吐いて終わる結果になってしまいましたね。
久しぶりに社会ネタ(いや政治か)でした。
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