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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

早朝出社の効能で感じられる仕事への向き合い方

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ここ2週間ぐらい、週2回早朝出社しています。先日お知らせしましたTiburonのプレビュービデオなど、Delphi/C++Builder次期バージョンに関するマーケティング活動が本格化してくる中、週2回の電話会議が開かれているのです。

会議はだいたい今週前半の進捗、みたいな報告やら質問やらだけで終わります。当然そのあとすっぽりと時間が空くのですが、みんなが出社してくるまでの数時間、2、3の仕事を片付けて、コーヒーショップで雑誌でも読みながら朝食、と結構有意義に時間を使えます。

早朝出社の効能については、何人ものブロガーも書いています。雑務を片付けてから今日の仕事に臨めること、誰にも邪魔されず集中できること、とにかく健康的な気分がすること、など効能はいろいろあります。

しかし、早朝部分をとっぱらった日々の仕事の仕方を反省してみると、なんらかの外部トリガーにアタフタと対応して時間が過ぎてしまうことが多いことに気づかされます。早朝は、いわばこのトリガーを一旦オフにできる時間帯。全員が早朝出社したら、誰にも邪魔されず... にはなりませんよね。

さて、外部トリガーをオフにすると、時間軸とタスクの関係がよく見えてきます。みんなが出社してくる前に、あれとこれを片付けて、こいつは他の人のレビューが入るから彼の出社時間に間に合うようにしておこうとか。

この辺のタスクをうまく時間軸に割り当てる訓練ができるようになってくると、あまり外部トリガーも苦ではなくなってきます。同じ8時間でどれだけの仕事ができるかは、実は集中力だけでなく、時間割りにも関係しています。なんかやり方下手だな、という人は、結構この辺を苦手にしていることが多いので、まずは早朝出社で時間軸にタスクを割り当てる訓練をしてみてはいかがでしょうか。

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