スマートフォン(iPhone/Android)アプリのマーケティングとマネタイズ戦略を資料にまとめてみた《基礎編》
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◆現在のスマホアプリの市場をまとめてみた
スマホ市場は本当にスピードが速い。1ヶ月情報を追っていないと既に以前の情報が古る過ぎて役に立たなくなってしまいます。 市場のプレーヤーも増えますし、様々な企業がトライアンドエラーを繰り返しているので、成功事例・失敗事例もすさまじいスピードで増加しています。一旦ここらで情報まとめといたほうがイイなと感じましたので市況からマーケティングやマネタイズに関する基礎的な情報をまとめました。
◆一番相談が多いのはやはりマーケティング
ここ最近ビジネスでよく聞かれるのはアプリのマーケティングです。とりあえずアプリ作って見たものの、集客どうしようかという場合です。アプリの世界はウェブと違って外部リンクのようにう投げ合う文化が存在していないので意識して導線つくらないと、友達しかダウンロードしてくれません。
◆アプリの集客方法は結構少ない
アプリのプロモーション手法はウェブに比べると非常に少ないです。広告系に関してはCPC(アドネットワーク)、レビューサイト出稿、CPI(リワード・店舗アフィ)などがあります。後はfacebookやtwitterなどのソーシャルメディアを使った拡散、検索時のリスティング広告、テレビ&雑誌などのマスメディア活用などがあります。
◆主要CPC(クリック課金)広告の一覧
◆主要レビューサイトの一覧
◆主要CPI(インストール報酬)広告の一覧
◆広告は自然流入を増やす起爆剤
今のところスマートフォンの広告は費用対効果を合わせて継続的に出稿をし続けるのは非常に難しいのが現状です。現段階ですと最も効率の良いマーケティング手法は、自然流入増加の流れを広告の起爆剤によって作ることだと思います。
広告出稿によって多少ノウハウは入りますが、AppStoreもしくはAndroidマーケット上でのランキング・カテゴリ表示順位上昇や検索結果への露出を図ります。その後仕掛けておいた「ソーシャルの拡散」や「アクティブ施策」で自然流入が増加し続けるサイクルをいかに早く作れるかが勝負です。実際にヒットアプリを連発している方々はプロモーション予算が驚く程少なかったりします。彼らはうまくバズを発生させる仕組みを持っていることが多いです。
アプリの内容やジャンルによっても施策は変わって来ますが、基本的な勝ちのパターンは皆さんけっこう共通しています。
◆AndroidとiPhoneでは成長モデルが全然違う
AppStoreとAndroidマーケットのロジックがあまりにも違いすぎるので、ランキング対策も異なりますし、ユーザの増加の仕方も全然違います。アプリごとに色々事情はありますが、うまく軌道に載せているアプリは下記のような曲線を辿りながら成長していくことが多いです。
AppStoreはプロモーション開始後即行で順位があがり、ダウンロードが伸び、プロモーションが終了すると順位を落とし、1日のダウンロード数も一定に落ち着きます。アンドロイドマーケットは真逆でプロモーションを打っても表示順位はすぐには反応しないことが多いです。じわじわと上がって来て、月をまたいで更に上昇してきます。プロモーションを終了してもある程度上位に上がってしまえば、一定のユーザを確保できているので、AppStoreのように一気に順位が下がることが少ないです。
◆アクティブな施策はやはり重要
非常に基礎的なことですが、ユーザをとどまらせる仕掛けをアプリも最低限準備していないと、投資をしても成果には出て来ません。
オンラインゲームやソーシャルゲームによくある仕掛けですが、ゲーム業界以外にも非常に有効で、特にアンドロイドマーケット上での上位表示には大きな効果を発揮します。今流行りの「げーミフィケーション」の一種です。
◆まとめ
スマートフォンのアプリのマーケティングを成功させるには3つ最低でも「最適な広告出稿」と「ランキングのノウハウ」「アクティブ施策」をバランスを取りながら実施していく必要があります。業界の方でしたら「いや、知ってるよ」って内容ですが、これからアプリのプロモーションを検討している方や、スマホこれからで社内のボトムアップを図りたい方には参考になるかもしれません。
スマートフォン市場感や、スマートフォン主要広告ネットワーク一覧を簡単に下記にまとめました。スマートフォンアプリのビジネスを短期間でサクッと理解するためには便利かと思います。
フルバージョンは下記から↓
ダウンロードは下記のファンページでファンの方限定ではありますが、PDFファイルをダウンロード可能です。
ダウンロードはこっち
また資料まとめたら色々公開します。