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プラットフォームベンダーの内側からの視点を届けるブログ

PDC@ロス...遅ればせながら

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月曜に台湾を直撃した台風のおかげで機材が届かず2時間遅れのUAで成田を発ち、停電で信号が機能していないロスに着いてレンタカーでおっかなびっくりとホテルにたどり着き、火曜日初日のキーノートとブレークアウトに参加してこの日は顔馴染みの編集の方、ライターさんたちとチャイナタウンでご飯を食べて過ぎ去りました。

PDC2日目のゼネラルセッションを終えて書いていますが、強引に方向性を論じるとソフトウェア開発に関わるメンバーのコミュニケーションとユーザーインターフェース(UI)強化の道をまっしぐらというのが率直な感想です。ビジネスロジック周りはミドルウェアや開発フレームワークの類が進んで、開発効率は確かに上がったようですがデベロッパーの自己表現の機会が減ったのもあるようで、デベロッパーにエキサイティングな機会を持ってもらうにはやはりプレゼンテーションレイヤーだということで、Winodws VistaとOffice 12という強力なフロントエンドツールのリリースを機に統合開発環境Visual Studioで同じ開発言語、同じ開発環境でユーザーをびっくりさせるようなフロントツールが開発できますという波を作り出していくような雰囲気ですね。

キーノートとゼネラルセッションの感想としては身内が言うのもなんですが、少し地味めだったような...大風呂敷を広げるような内容はなく、VistaとOffice12を視野に現実にできることだけを説明しているせいかもしれないですが....あとスティーブン・シノフスキーさんにはもう少しアクセントをつけてもらえればよかったかなぁと...

ブログでもPDCネタはいっぱい出てくると思いますが、ここでも今週は書いていきます。

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