僕が New York Times を選挙速報確認サイトに選んだ理由
そう、今日は次の米大統領が決まる日です。4年に1度の機会ですから、ブログでも関連ネタを書きたい……ということで、ごく些細な話なのですがこんなネタを:
■ Presidential Big Board - Election Results 2008 (New York Times)
僕はこのページで選挙速報を追うことにしたのですが、理由は簡単。New York Times の予測だけでなく、他のメディアによる情報も掲載しているからです。例えば以下は、現時点での New York Times による開票速報:
この画面の中央付近に、プルダウンメニューがあるのが分かるでしょうか。ここで情報のソースを切り替えられるようになっていて、例えば FOX ニュースを選ぶと:
ご覧の通り、両者の得票数(正確には「獲得した選挙人数」)が変化しますね。ソースはこの2社に加え、AP通信、CBSなど7社から選べるようになっています。他のサイトに行かなくても選挙速報を比較できるので、なかなか便利。
ついでにNYTのサイトには、以下のような地図モードも用意されています:
こちらのソースはNYTしか選べないのですが、便利なことに、1992年以降の大統領選の結果(どの州を民主党/共和党のどちらが獲得したか)を確認することができます。例えば以下は、大問題となった2000年の大統領選の結果:
以前から New York Times のサイトは、このようなインタラクティブ性・視覚性に優れたページをアップしてくれていましたが、今回の選挙でもその力が遺憾なく発揮されています。あまり「選挙を面白く」という表現を使ってはいけないのかもしれませんが、日本のメディアも、こんな「選挙を面白くする工夫」をしてくれてもいいのにね。
【関連記事】