オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

音楽に国境がないことを今更実感しました:Winds for Hope

»

昨日(3月11日)はベナロヤホールで開催されたチャリティーコンサート、"Winds for Hope"を聴きに行った。

コンサートは、このビデオから始まった。




YouTube: "A SONG FOR JAPAN" by trombonists from all over the world

そして舞台には、このビデオにも参加されたシアトルシンフォニーのプリンシパルトロンボーニスト、山本浩一郎さんの姿があった。このビデオに触発されて、あの日から一年後に実現したコンサート。

第一部は地元University of Washingtonのアンサンブルと山本さんによる協演。そして第二部は、秋吉敏子さんとご主人のデュエットに始まり、ベースとドラムが加わったカルテット、そして東京から駆けつけたエリック・ミヤシロさんとシアトルジャズの方々も加わってのビッグバンド。

一緒に行ったアメリカ人の友人も、「ブラボー!」との歓声を惜しまなかった。「音楽には国境はないのね。」とは、彼女の言葉。

エリック・ミヤシロさんの最後の言葉が心に残った。

「もちろん、今夜お帰りになる前の寄付は忘れないでくださいね。でも、なによりも、音楽は人々のソウル(魂)を癒すのに欠かせないのです。これからも、音楽を皆さんの生活の身近においてください。そして、皆さんの近くにいる音楽家をサポートしてくださいね。」

このコンサートに関わられた皆さんに、心から感謝します。

Comment(1)