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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

京都賞なるものの存在を初めて知りました

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Tech Flashの記事で、地元ワシントン大学のJohn Cahn教授が"Kyoto Prize"を受賞したと伝えていた。

"Kyoto Prize"って何?京都議定書と何か関係があるのかしら?

とんでもない。稲森財団のウエブサイトにたどり着き、初めてこの賞のことを知った。

京都賞は、科学や文明の発展、また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績を讃える国際賞です。毎年、先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の各部門に1賞、計3賞が贈られます。

京都賞の理念のページには、

この京都賞を受賞される資格者は、京セラの我々が今までにやってきたと同じように、謙虚にして人一倍の努力を払い、道を究める努力をし、己を知り、そのた め偉大なものに対し敬虔なる心を持ちあわせる人でなければなりません。またその業績が世界の文明、科学、精神的深化のために、大いなる貢献をした人でなけ ればなりません。さらにその人は自分の努力をしたその結果が真に人類を幸せにすることを願っていた人でなければなりません。

とある。

アロイ材料工学への多大なる貢献が認められ、晴れて京都賞を受賞されたJohn Cahn教授の栄誉を、心から賞賛するとともに、このような賞が存在する日本のことを、少しうれしく思った次第。そして、自分に問いかける。私は世のため人のために努力をしているだろうか?

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