革命=西洋型民主主義とはならないだろう
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というのが、今日NPRのラジオ番組で小耳にした内容。
ゲストのMichael Scheuer氏は語る。
「エジプトやイラクもチュニジアも、アメリカより格段に歴史の長い国。自国民による革命に際し、他国の、しかもせいぜい200年程度続いているだけの主義に頼り切るだろうか。寧ろ、代々つちかったイスラムの教えを思想的バックボーンに据えるだろうと考える方が自然ではないか。」
彼の言葉を、日本で起きた革命ー明治維新に照らし合わせると、納得がいく。
蘭学が盛んだったとはいえ、吉田松蔭も緒方洪庵も漢学と国学にしっかり根差した教育を施していた。「和魂洋才」という言葉が意味する通り、革命のバックボーンとなった魂は、洋ではなく和だった。
今アラブ諸国で起こっていることに関し、誤った期待を抱かず、客観的に見守る姿勢が大切かも知れない。
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