人口6千人の町にお雛様が3万体?
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母方の実家がある徳島県勝浦町。子供の頃は夏、春、冬休みはほとんど必ずといっていいほど訪れてた町。
過疎化の波を免れず、ここも年々人口が減っているらしく、今年は人口が6,000人をきったとか。
徳島市内からバスにゆれて一時間ばかり。道の片方は谷で反対側は山。平らなところは本当に少ない。そんな「名もない」はずの町で、こんな「ビッグ」なイベントが20年以上も続いていると知り、驚いた。
ビッグひな祭り...
町おこしと人形文化の伝統保存のため、家庭で飾られなくなったひな人形を全国から集めて供養するとともに約3万体のひな人形を絢爛豪華に展示しています。
とは、勝浦町のウェブサイトからの引用。いらなくなった雛人形は、5,000円の供養料を払えば引き取ってくれるらしい。
家庭でお雛様が飾られなくなってきたという事実を少しさびしく感じる反面、それを逆手にとって、人口6,000人の田舎町が入場者数3万人を超えるイベントを催すまでになったそのバイタリティーに、脱帽。
久しぶりに、あの懐かしい田舎を訪れてみたい、と思った次第です。
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