ブログは京大式カード?
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「情報の文明学」と一緒に、インドに持っていった梅棹忠夫の著作は、「知的生産の技術」と「京都の精神」と「日本文明77の鍵」。行き帰りの飛行機の中とか、寝る前とかに読みつないでいった。
「知的生産の技術」を読んでいて、学生時代には京大式カードの使い方さえ知らなかった自分を恥ずかしく思う。今さらあの頃の不勉強を挽回することなどできないけれど...
著者の発明したこのカード式情報収集方法。
- B6サイズのカードに一枚一項目で書き付けていく。
- カードには必ず日付とタイトルを入れる。
- 書き付ける内容は、単語の羅列ではなくなるべく文章で。
- カードに書くのは、憶えておくためではなく安心して忘れるため。
- 時々このカードをばら撒き、それぞれの結びつきを考えていくうちに新たな考察が生まれる。
これを読んでいて、私のこのブログは、著者のいうカードの一枚一枚かなという気がしてきた。
書く内容には必ずしも一貫性がない。書いたすぐ後に、何を書いたか忘れている(なのでブログを投稿する前には、以前に同じことを書いたか念のため検索したりして)。タイトルはあるし、日付はブログが勝手につけてくれる。
さて、私が知的生産に取り掛かれるかどうかは、今まで書いたブログをばらばらのカードにして、それを結び付けたりくっつけたりする作業が簡単にできるかどうかにかかっている?私だけでなく、すべてのオルタナ・ブロガーさんたちのブログと一緒に共同作業できたら?
ばんちょ~さん、そんなことができるアプリがあるでしょうか?ご検討、お願いしますね!
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