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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

時代は"Austerity"?

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最近、新しい英単語を覚えた。

Austerity... goo辞書で引くと

[名]
1 [U](態度・生活などの)きびしさ, 厳格さ, 質素;(様式などの)飾りのなさ;(味の)苦さ, すっぱさ.
2 ((通例-ties))(特に宗教上の)禁欲生活, 苦行.
3 [U]((主に英))(特に国家的経済政策としての)耐乏, 緊縮財政

とある。

エコノミスト誌のこの記事は、上記の1と3の意味を含んでいるのだろう。

私としては、質素な、あるいは飾りのなさ、といった意味から派生して、シンプルな、あるいは素朴な、というようなポジティブな意味を汲み取りたい。

100年に一度とまで言われた長い不況のトンネルを抜けると、何が見えるか。一年ほど前に書いた記事を思い出すきっかけを、この"Austerity"という英単語が与えてくれた。まだトンネルを抜けきっていないが、トンネルの手前が”Abundance"至上の世界だったのに対し、その先は"Austerity"を追求する世界のように思える。

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