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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

日本で見つけたもの2:奈良晒のふきんと筆

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麻布 おかい...奈良駅前に、どうして麻布(あざぶ)のお店があるのだろう?と不思議に思ったら、いや、これは「まふ」と読む。麻でできた布を売るお店だという。

優しいパステルカラーの品は、麻でできたふきんとのこと。「奈良晒っていうんですよ。」とお店の人が教えてくれた。「綿とちごて、毛羽がつけへんですよ。」少し小さめのサイズも気に入った。

少し先のお店では、「白雪ふきん」という、これまたふきんに出会う。蚊帳を作っていたお店が、"蚊帳生地を裁断する際に出来るハギレを重ね縫製し、ふきんとして自家用、知人、友人に差し上げていたところ大変重宝され、あまりの好評さに近年一定の寸法 に定め、製造販売致しました。"らしい。確かに、今時蚊帳を吊って寝ている家はまず見かけないけれど、台所はどこの家にもある。

白雪ふきんを買い求めたお店の斜め前にも、足が行ってしまう。奈良筆を売るお店。しばらくお習字からは遠のいているけれど、また練習するきっかけになるかと無理矢理自分を説得し、仮名用の筆を一本買ってしまった。

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