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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

大阪が大大阪と呼ばれた時代があった

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週末、なにわ歴博に行ってきた。

難波宮の再現。衣装は、なんとなく日本というより、異国情緒豊かだ。衣装を着てみるコーナーは、時間の都合でパス。

下りのエスカレーターの踊り場から、現在の大阪城の全貌を眺望。お堀の形が複雑なのに驚く。単純な長方形ではなかったのね。

発掘現場を模したフロア。本物の発掘品が触れる。かけらを見て、元の土器をあてるようになっている。こんな体験を子供の頃にしてみたかった。

などなど、いろいろ興味深かったが、私が一番心動かされたのは、いわゆる大大阪時代の町並みを再現したフロア。大正時代、大阪市が大胆な拡張計画を実施し、人口・面積とも当時の東京市を抜いて日本一になったのだという。地下鉄が走り、モボやモガが闊歩し、ネオンいっぱいの大阪。空襲の被害を受ける前の大阪。

不可能だけど、空襲前の大阪を闊歩してみたかったと、つくづく感じた。

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