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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

テラバイト(Terabyte)の先は?

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あれは、まだ私がマイクロソフトに勤めていた頃...10年以上前のことになってしまったが、ある社内ミーティングでの会話を覚えている。「新しくできたサーバーセンターのストレージ、なんと数Terabyteもあるそうだよ。」当時は、テラバイトなんてものすごい容量だと思っていた。それが、今ではペーパーバックス大のポータブルHDDで1TBなんて当たり前。ストレージ容量の拡大のスピードにはまさに目を見張るものがある。

ちょうど、今週のエコノミスト誌で便利な表を見かけたので、備忘録代わりに、ここでご紹介。

Terabyte (TB)... ギリシャ語の"Monster"が語源。アメリカ国会図書館の全蔵書は15TB。

Petabyte (PB)... アメリカの郵便サービスが取り扱う郵便物の一年分が約5PB。Googleが一時間に処理する情報量が約1PB。

Exabyte (EB)... エコノミスト誌の100億冊分の情報量。

Zettabyte (ZB)... 今年存在する全情報量は1.2ZB。

Yottabyte (YB)... 今のところ想像を絶するほどの膨大さ。

寿命も延びているものの、情報量の増大には追いつかない。限られた時間の中で、どの情報を選びどれを捨てるべきかが、ますます大事になってきているよう。というより、自分にとって最良の情報の取捨選択をしていると、いかに納得するかが大事、なようです。

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