エコノミスト誌は日本の選挙をどう伝えている?
英国の保守系経済誌、The Economistも、時勢を冷静に見つめていて参考になる。9月5日号の表紙は、富士山の風景画に「ドッカーン」と大きいカタカナが目に付く。
日本の選挙について触れた記事、和訳して紹介しようと思ったのだが、すでにJB Pressが「日本の総選挙:日本を変えた表決」として記載しているので、今日はそのリンクを紹介するだけで済まることにする。
蛇足だが、The Economist誌の同じ号で、日本の選挙に関するより長い記事、Japan's election - Lost in transitionの最後の段落をここで紹介。
"It is easy to dismiss Japan after so many disappointments—to forget that it still has high savings, low crime, high-tech industries and creative flair. The wonder of Japan is that it sometimes meanders for years, decades, even centuries, and then erupts into a burst of creativity and reinvention. This may be one such moment, when the toppling of a political monolith unleashes hidden depths of civic action. But that will happen only if the DPJ grows bold enough to lead the way."
「あまりに何度も失望させられたが故に、日本を無視してしまうこともできる - この国が依然として高い貯蓄率、低い犯罪率、ハイテク産業、そして創造力あふれるセンスの良さを有することを忘れて。日本の不思議さは、時には何年も、何十年も、いや何世紀にもわたりさまようことがあっても、またその創造力を爆発させ、再生するところだ。政治的一元性が崩壊し、国民運動の隠れた深遠さが解き放たれた今が、そのような時期にあたるのかも知れない。しかし、民主党が果敢にもそれを導く政党に成長すればの話だが。」
ふーん。海外の一端では、日本をそういう風な「不思議な国」と見ているところもあるのね。