世界を舞台にすること....キッコーマンに学ぶ点
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エコノミスト誌には、毎週ビジネス界で活躍する個人を紹介する"Face value"というページがあるのだが、4月11日号ではキッコーマンの茂木友三郎会長兼CEOを取り上げていた。このページの和訳を見つけたのでこちらもどうぞ。
30年前、アメリカはペンシルバニア州の片田舎に交換留学していた時のこと。人口8,000人程度の町で日本人は私一人。ピッツバーグにある最寄りの日本料理屋までは、車で一時間以上かかるのだった。
そんな当時でも、キッコーマンの"Soy Sauce"は町のスーパーにおいてあった。あの頃は「日本のものはこれしかないの!」と不満だったが、キッコーマンが買えるその裏には大変な努力があったことを、この記事を読んで初めて知った。
しょうゆを、日本料理のための調味料ではなく、"all-purpose seasoning"(万能調味料)と定義する、その結果使われる用途が格段に広まる.... 製品のポジショニングがいかに大事なのかを、あらためて知らされた。
キッコーマンのウェブサイトにあるページ、「KIKKOMANのおいしい挑戦」には、その他とても参考になるエピソードが一杯載っている。どうぞ一読ください。
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