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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

シャンパンと神戸ビーフ

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エコノミスト誌の、Office of Champagneの広告が目を引いた。

“Masquerading as Champagne…might be legal, but it isn’t fair.
In a country of consumer rights, a federal law tests our traditions.

There are many fine sparkling wines, but only those originating in the chalky hills of Champagne, France can bear that region’s name.  A legal loophole allows some U.S. wines to masquerade as “Champagne.” …..”

"良質のスパークリングワインは数多くありますが、シャンパンと名乗ることができるのはフランスのシャンパーニュ地方産のもののみです。法の抜け穴を利用して、US産の物で「シャンパン」の仮面をかぶったものが出回っています...."

ところで、最近シアトルのレストランで、メニューによく”Kobe Beef”というのを見かけるようになったので、神戸市もこのシャンパーニュと同じようなキャンペーンを行っているのかと興味を持ち、少し調べてみた。

神戸肉流通推進協議会が、
• 神戸ビーフの定義を明確にする。神戸ビーフの定義にあった肉は「神戸肉之証」を発行し、神戸ビーフであることを証明する。
• 販売店および生産者を指定する。
• 指定店にブロンズ製のモニュメントを置き、消費者に「神戸ビーフを売っている店」であることがわかるようにする。
ということを目的に活動しているらしい。

ところが米国にはKobe Beef America, Incという会社が存在することも知った。

間もなく、アメリカでも神戸肉流通推進協議会によるキャンペーンが展開されるのだろうか?

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