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文化を継承できるメディアの価値について考えたり関連情報を集めたり

時事通信を辞めた湯川鶴章さんが早速「TechWave」ローンチ

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from metamix.com

昨年、時事通信を辞められた湯川鶴章さんが新しいブログメディア「Tech Wave」をローンチされました。

所信表明エントリーに、深く共感すると共に新鮮な印象を感じました。


 メディアの大変革期にあって、その変化の過程、段階ごとに有効なメディアの形というものが、それぞれ存在するのではないか。それを求めて実践し続けていくことでしか、新しいメディアの形は見えてこない。もう数年以上も前からそんなふうに考えていた。


 「リンク禁止」といった時代錯誤のポリシーを掲げてネット上の最後尾をついていったり、テクノロジーを駆使した新しい利便性を提供することなく有料に切り替えたり、大手が大同団結すれば国民は素直についてこざるを得ないと過信したりしていても、新しいメディアの形は築けない。そう考えていた。

日本におけるネット、メディアの文化は、慣習や権威に奢っていては何も変わらない、そう思っていました。

目の前で起きている事象を生のままとらえ、頭を使って次の一手を打つ。決して有名人と連れてきてキャンペーンを繰り広げればオーケーではないし、SEOやらでトラフィックが得られば完璧という話しではないと思い続けてきました。

必要なのはイマジネーション。

メディアは野外音楽堂のようなものになると思う。聴衆は無料で入場できて、アマチュアバンドが無料で演奏する。ただそれでは運営できないので、野外音楽堂の周りに焼きそばやたこ焼きの屋台を設置して、その売り上げを収益源にする。アマチュアバンドの発掘や育成、マネジメント事業も収益源にする。それがこれからの中規模メディアのビジネスモデルになるのだと思う。

何を生み出そうという志と、みんなを受けいれ対話する姿勢が、次のビジネスモデルの輪郭を形成していくのだと、私も思います。

Tech Wave


(増田(maskin)真樹)

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